春色に輝くふるさとの川・関川と親しみ、川を通して人と人、人と自然が触れ合うという心豊かな水辺空間を考えようと、上越市稲田地区町内会の皆さんと平成13年4月15日(日)関川ウォークを行いました。
ウォークには、約60名が参加し、稲田橋右岸を下流に向けて出発し、上越大橋を渡り左岸を上流に向う約3kmで、会員による野鳥、植物、魚道等の観察説明会も行いました。
野鳥の観察では、クラブのマスコットとなっているカワセミの他、アオサギ、カルガモ、ホオジロ、ツバメ、ムクドリ等を見ることができた他、チョウゲンボウの繁殖場所等も勉強しました。
また、植物の観察では、食べられる野草(イタドリ・ヨモギ・クサソテツ・セイヨウタンポポ等)や春に咲く野草(オオイヌノフグリ・タネツケバナ・ヒメオドリコソウ・スズメノヤリ等)を見ることができました。
さらに、魚道の観察では、工業用水堰に迷いこんだモクズガニを見ることができた他、アユの遡上や魚道の機能を勉強しました。
お昼は、ウォークで採取した野草の天ぷらや関川汁(豚汁・つみれ汁)の舌鼓を打ちました。
ウォークは、わずか3kmくらいの短い区間でしたが、魅力がたっぷりの関川を見直す良い機会となりました。
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山本先生の説明
魚道の観察
モクズガニ
採取した野草
野草の天ぷら
関川汁(豚汁) |